みなさんは「患者」ではなくて…
病院や整体、整骨院では
利用してくださる人のことを
「患者」と呼びます。
僕はこの呼び方に疑問を感じています。
患者とは「わずらうヒト」と書くわけで
そこには身体に何かしらの
不都合が生じている人や
病気を抱えた人という意味が込められています。
ですが、
僕の施術を受けたい人みんながみんな
何かを「患っている」か?といえば
全くそんなことはありません。
「先生今日は調子が良い!」と言って
元気そうに笑顔で来られる方もいますし、
なんならアスリート向けに
トレーニング指導をすることさえあります。
僕はなるべく
「クライエント」と呼ぶようにしています。
「患者」は医療のサービスを受ける人
という考え方ですが、
「クライアント」は
より1対1の色が濃く、
「庇護下にある人」という意味を持ちます。
そして
「クライエント」は心療内科などで使われる
患者さんの呼び方です。
花田が日ごろ整体を通じて
関わらせていただく方の多くは、
日常に悩みやストレス、不安、葛藤を抱えていて
その解消場所に困っている方で、
そのうえでさらに腰痛や肩こり、頭痛を感じて
助けや居場所を求めて来られます。
そんな心の居場所が見つかっていない方を
支えて「護る」ためにも、
患者さんのことは
「クライエント」と呼ぶことから
自分の仕事に対する意識と心構えを作っています。
解決はできませんが、
一度受け止めてあげることはできますので、
何でもお話しいただければ嬉しいものです。
ちょっと年の離れた、ちょっと年の近い
ちょっと痛みと体に詳しい「ともだち」だと
思ってもらえればOKです。
僕はみなさんの「先生」ではなく
あくまで「ともだち」です。
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