痛くて楽しい、という人の話。
整体師をしていると、
いろんな人に出会います。
ちょっと触るだけで、
押してもいないのにとても痛がる人。
ゴリゴリ、ぐいぐい、ガツガツ、
ギュウギュウにやっても、
「もっと強くてもいい」と言う人。
多くはありませんが、
そんな方もいます。
ただ最近気が付いたことですが、
世の中には、
「痛い」が「楽しい」に
変わる人がいるものなんですね。
マッサージを受けていて、
コリやツボをぐっと刺激されて、
「ぎゃあああああ」と悲鳴を上げているのに、
ちょっとなんだか楽しそうな患者さんって、
…いるもんなんですよね。
痛みもクるところまでクると
笑いに変わってしまうのか、
よく分かりませんが、
「施術が痛い」ということが
クレームに発展せず、
むしろエンタメとして価値提供されている、
そんな患者さんも中にはいます。
‥‥が、しかし。
花田がお付き合いさせていただいている
クライエントの方の中に、
「施術が痛くて
悲鳴を上げているのになんだか楽しそう」
という人、
ほんっっっっっとにいないんですよね(汗)
これはたぶん、
僕が「痛くしてしまうのが嫌」だからだと思います。
痛みを強く感じず、
リラックスできて、
心地良い受け心地がする。
という強さに、
真っ先に合わせに行くからです。
そこに花田ークライエント間で
開きが無いように注意して
担当するようにしているからか、
なぜか僕が抱えているクライエントに、
僕の施術が与える痛みの感覚を楽しんでいる人
…は、ほとんどいないのです。
これは良いことなのか?
それともお応えできていない
ニーズがある良くないモノなのか?
最近ちょっと考えることが多いです。
0コメント